タイトル: | 思春期青年の協同性プログラムに関する開発的研究 |
著者: | 木内隆生 |
大きさ: | A5判 |
ページ数: | 424頁 |
定価: | 5,705 円(税込) |
ISBN: | ISBN978-4-907166-57-1 |
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概要
高校生を中心に15~19歳の生徒・学生を研究対象として、とくに高校段階の教科外教育(道徳、総合的な学習の時間、学級・ホームルーム活動)の指導内容・方法はどう在ればよいかを、協同性の促進理論とグループ単位での実践化具体策を提案する。中高の現場教師、大学教員養成学部・教職課程の先生方等に是非とも読んでほしい。
序章 問題と目的・方法、第Ⅰ部 理念的研究~思春期青年の発達課題と教科外教育の原理、第Ⅱ部 開発的研究~グループワークを通した協同性の深化~、第Ⅲ部 実証的研究~実験授業と評価、養成と研修~、終章 総括的考察と今後の課題
目次
序章 問題と目的・方法
第1節 問題の所在 第2節 目的と方法 第Ⅰ 部 理念的研究~思春期青年の発達課題と教科外教育の原理~ 第1章 思春期青年の発達課題と教師の支援体制に関する理念的検討
第1節 目的と方法 第2節 思春期青年が抱える諸課題とその特徴 第3節 思春期青年に対する教師の支援体制
第4節 結語 第2章 教科外教育における協同性に関する理念的検討
第1 節 目的と方法 第2節 高等学校特別活動における協同性の実践事例 第3節 教科外教育における協同性の指導原理 第4節 結語 第Ⅱ 部 開発的研究~グループワークを通した協同性の深化~ 第3章 教科外教育のカリキュラム開発に関する構想
第1 節 目的と方法 第2節 教科外教育カリキュラムの理念的検討 第3節 グループワークを通した思春期青年への発達支援 第4節 課題解決的なグループワーク(CGW)のカリキュラム構成 第5節 結語 第4章 課題解決的なグループワークのプログラム開発
第1節 目的と方法 第2節 生徒指導におけるCGW プログラムの役割
第3節 CGW を用いた授業の全体構造と各機能 第4節 CGW プログラムの構成例 第5節 結語 第Ⅲ 部 実証的研究~実験授業と評価、養成と研修~ 第5章 思春期青年の協同性深化に関する実証的検討 第1節 目的と方法 第2節 CGW 授業の分析と評価方法 第3節 思春期青年への実験授業Ⅰ(中学3年生対象) 第4節 思春期青年への実験授業Ⅱ(高校3年生~大学1年生対象) 第5節 結語 第6章 教師の協同性を高める養成・研修に関する実証的検討…269 第1節 目的と方法 第2節 教師の協同性の養成と促進 第3節 教職課程におけるCGW プログラムの効果 第4節 現職研修におけるCGW プログラムの効果 第5節 結語 終章 総括的考察と今後の課題
第1節 本論文の成果とⅠ~Ⅲ部の課題 第2節 本論文の今後の課題と方向性 第3節 要約